【報告】平成25年度健康づくり活動費助成金交付団体 Music Ribbon(ミュージック リボン)へ取材に行ってきました。
Music Ribbon(ミュージック リボン)さんは、女性二人で高齢者向けの音楽レクリエーションを行っています。
高齢者施設の1日の流れの中で、音楽を使った活動を行い、回想法や合奏などで認知症を予防し、利用者相互の交流を図り、孤独感や喪失感を忘れる時間を作ります。また、手先を使ったり、歌うことで脳の活性化を促します。
今日は(2/25)、静岡市駿河区丸子にある「生陽会 にこやかハウス」に入所している皆さんにコンサートを開催しました。
童謡やナツメロを使い、歌ったり、指先の運動、座ったままできる運動などを取り入れます。
冬の歌「スキー」を歌い、指の運動をグーパーするだけで血流が良くなります。
♪「山は白銀(シロガネ) 朝日を浴びて (ランランランラン) 滑るスキーの 風切る速さ (ラララ) 」♪ 2回目は少し早く手を動かします。すると皆さん笑顔になります。
コンサートが終わりに近づくにつれ皆さんのってきます。
♪「 かきねの かきねの まがりかどたきびだ たきびだ おちばたき」♪ と「たきび」を歌うと皆さん体でリズムをとり歌を歌います。これは昔の歌を聴くことで、その歌を歌っていた時代を回想するのだそうです。
ミュージック リボンの二人のスタッフは、どういう効果があるのかを考えた上でプログラムを組んでいるそうです。「皆さんが楽しんでいるのが一番!」と思い、今後、静岡ではまだ遅れている音楽療法の勉強をして、もっと活動の場を広げていきたいと意欲的でした。