2023/04/07

どなたでも立ち寄れる居場所「富士市富士見台支えあいセンター」

どなたでも立ち寄れる居場所「富士市富士見台支えあいセンター」(特別養護老人ホーム風の杜内)

 いつまでも住み慣れた富士見台で暮らせるために 地域にお住いのお年寄りを対象に「日常生活の様々な困りごとを地域の住民がお手伝いしよう」、「地域のだれもが気軽に立ち寄れる居場所を作ろう」という趣旨で富士見台暮らし支えあいセンター(代表:牧野 哲さん)は、平成29年度から まちづくり協議会や町内会、福祉推進会、児童民生委員の皆さんが話し合いを重ね 令和3年11月27日に開所されました。これまでの活動に当たっては、3回の養成講座を受講されたサポーター41名が笑顔、誠実、感謝の気持ちを忘れずに支援活動に携わっております。
  〈支えあいセンターで大切にしていること〉
    ①、地域の中で できるひとができることを無理なく支えあってやっていこう!
    ②、あくまでもお手伝いや居場所は入口で富士見台にひとりぼっちをつくらない!
    ③、「声」なき「声」をいかに見つけるか!
    ④、富士見台の住民に情報を発信!
          

楽しそうに細かなピースを縫い合わせて、なにが出来るのかな?    

  
   

オリジナルボッチャに興じるみなさん

 富士見台地区に居住する方であればどなたでも立ち寄れる居場所「富士見台くらし支えあいセンター」は、毎週火曜日9:00~12:00に開所し開所日毎にプログラムが作成されており体操、お話、手芸、ゲーム、将棋、オセロ、ボッチャ、輪投げなど誰もがふらっと立ち寄り楽しめる内容が用意されていて日常的な困りごとの相談もできるようになっています。取材日(3/28)には、全員で体操(すこやかエブリデイ)を行った後に手芸と当所オリジナルのボッチャのグループに分かれ仲間とおしゃべりをしながら楽しんでいました。
    

ちょっとした支えあい「庭の草取り、植木の手入れ・掃除」(写真提供:富士見台支えあいセンター)

ちょっとした支えあい「ごみだし」(写真提供:富士見台支えあいセンター)

 当 支えあいセンターの柱は、 誰でもがふらっと立ち寄れる「居場所」と、地域のお年寄りが日常生活の様々な困りごとを地域住民のできる人が できる範囲でお手伝いをする「生活支援活動」があります。
生活支援活動のお手伝いメニューとして①日常的な住居等の清掃、②30分程度の簡易な庭の草取り、③日常生活に必要な買い物代行、④ゴミ出し、⑤お話相手、⑥電球交換、⑦その他、センターが必要と認める支援があります。
生活支援活動利用者は「お手伝いも助かるけれど、みなさんが気にかけてくれることが何よりもうれしい ありがとう!」と感謝の気持ちをのべていますが、富士見台支えあいセンター代表の 牧野 哲さんにお話をお聴きすると「わたくしたちスタッフは、みなさんに感謝されているのではなく、わたくしたちが皆さんに感謝しながら元気をもらい、この活動に取り組まさせていただいております」というこの言葉が心に残る取材でした。
    

  

取  材:健康・生きがいづくり推進員  渡邊育子(東部地域担当)

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