2022/10/25
スポーツを通して人と人との絆を深める富士市吉永地区
静岡県カローリング協会は、「しずおか健康づくりサポーター」企業として登録し、カローリング競技を通して皆さんの健康づくりに寄り添う競技指導をさせていただいております。対応分野としては運動指導(ニュースポーツ カローリング)を、高・中・小学校、特別支援学校、一般県民、高齢者、その他の団体に現地出前出張体験会の形式で指導を行なっております。
申し込みは「しずおか健康長寿財団ホームページのマッチングサイト」から申し込んで頂くと、申し込み部署とカローリング協会が細部を打ち合わせた後に必要競技具持参でインストラクターが現地に出向き指導に当たります。
今回 皆さんに見ていただいているレポートは、富士市吉永地区生涯学習推進会体育部 渡邊芳行部長からマッチングサイトに申し込んで頂いた地区体育行事への参加記録です。
10月23 日(日)吉原東中学校体育館に於いての体験会には、静岡県カローリング協会 富士支部の吉田輝雄支部長、高塚サツ インストラクター、鈴木陽子インストラクター3名に指導していただきました。
富士市吉永地区生涯学習推進員会は、育成部、社会部、体育部、文化部がそれぞれ活発な活動を展開しており、日々平和で安全、健康な街づくりを推進しています。
スローガンは、①吉永地区一人ひとりの人生が豊かになるよう創意ある文化・体育活動を推進しよう。
②安全でだれもが参加出来る文化の里づくりに積極的な生涯学習活動を推進しよう。
上記、スローガンのもと当地区推進員会体育部は、メイン行事の地区体育祭に加え 年2回の体育行事に何か目新しさを1種目採用しようと努力しマッチングサイトを活用され、今年度はニュースポーツであるカローリング競技を採用することにしました。
競技を始めるに当たって富士市カローリングクラブ吉田輝雄支部長の手作り資料をもとに参加された皆さんは熱心に競技ルール、競技方法の説明に耳を傾けていました。。
1チーム3名で相手チーム3名と 得点を競い合うカローリング競技ですが、写真のファーストプレイヤーは橙色のジェットローラー(自重2㎏)を11m先のポイントゾーン目掛け投球します。ジェットローラーの裏側には3個のベアリングホイールが装着されていており僅かな力で床面をスムーズにローリングしていきます。このとき試合を左右するのが、プレイヤ―のジェットローラーを押し出す力加減と、ジェットローラーの曲がり特性をつかんだ投球方法が要求されます。
ファーストプレイヤーに求められる戦法は、橙色のジェットローラーをポイントゾーンの手前に投球し、相手のジェットローラーをポイントゾーンの得点圏に入れないためのガード(防御策)が必要となります。
第3投者(主将)が、赤のジェットローラーを投球しようとしています。この時ポイントゾーン付近で投球プレイヤーに、どこに投げたらよいかを指示するチームメイトがいます。得点圏内にある相手チームのジェットローラーを得点圏外に弾き飛ばす指示を投球者に指示棒を使い指示します。
。
1イニング 終了です。双方のチームが各々6個のジェットローラー(総12個)を投げ終わりました。セーフゾーン外のジェットローラーは取り除かれポイントゾーンの中には、Aチームの橙色ジェットローラー1個だけが赤枠3点の中に納まっています。この場合Bチームは0点、Aチームに3点が入ります。インストラクターの説明に皆さん真剣に耳を傾け説明資料を見ながら競技を楽しんでいます。
本日(10/23)吉原東中学校で開催去れた富士市吉永地区生涯学習推進会体育部主催の体育行事には、カローリングの他、バトミントン、ペタンク、モルック、体力測定等を体育館と校庭・運動場を使い地区のみなさんが健康づくりに励んでおりました。
特にカローリング競技は、全世代が誰でも楽しめる唯一のコミュニケーションとして全国各地で急速に普及をしており、本日も大勢の皆さんが初めての体験とはいえ すぐに競技ルールを修得してチーム仲間と和気あいあいと競技を楽しんでおりました。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 渡邊英機(東部地域担当)