2022/07/13

令和4年度 はつらつ生きがい講座 6月中部地区

受付において、消毒と検温にご協力いただきました。

令和4年6月22日(水) はつらつ生きがい講座「熱中症対策~熱中症からカラダを守ろう~」
 協力:大塚製薬株式会が、シズウェル601会議室で行われました。

大塚製薬の方からのお話を聞きいる参加者

講義の冒頭に「熱中症は無知と無理からおこる症状、知識があれば予防できること」と話され、参加者においては、ここ近年の気温の上昇、熱中症にかかる人の多さをうけ、他人事とは思えず真剣な雰囲気で始まりました。
高齢者の特長として、①発汗量・皮膚血流量の増加が遅れること②体内の水分量が減少するなど気温の状況により、熱中症になりやすい体質になってきているということ
熱中症の症状として、めまい・失神・頭痛・吐き気・痛みを伴うけいれんなどを起こし、高体温が続くと中枢神経や心臓・肝臓などに致命的な障害が起こり、死亡するケースもあるとのお話がありました。
その話を聞き、「自分で対策を立てていかなければならない」という思いをもつ人が多かったです。特に最近は、身体を動かすことが減っていたり、体力も低下していたりするので、より熱中症を身近に感じたのだと思います。

資料に目を通す参加者

自分のこととしてとらえて、日々に備える為に必要なことは何かと、多くの質問が出ました。
私が今回の講義を聞いた中では、暑い環境下や運動などで汗をかき体液量が減少した場合、水分(水やお茶)だけでは熱中症対策にならないということや、水分の中に食塩相当量100ml中0.1g~0.2gがおすすめであるということ、体液のバランスを意識し、水分とイオンを補給することなどを学ぶことができました。市販の飲料を購入して飲む場合、成分表示をチェックすることも大切なことであると、実感しました。
水分補給のポイントは「量」と「濃度」、水分量が十分であることに加え、水分と電解質・糖分の割合(濃度)が一定であることなども、新しく知る事ができました。

熱中症を防ぐポイントは、
①のどが渇かなくても水分補給
②部屋の温度をこまめに測り、28度以下に保つ
③暑い日には不要な外出、屋外の作業は控える
④水シャワー、水浴びも体温を下げるのに有効である
ということがわかりました。

参加者は、とても有意義で充実した時間を過ごせたようでした。

≪8月の講座≫
◆スマホ講座 ~インターネットで調べたい事を検索してみよう~ 
 8月4日(木) シズウエル601

取  材:健康・生きがいづくり推進員  池谷毅(中部地域担当)

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