2023/12/19
すごいぞ‼【たんぱく質】と【カルシウム】
令和5年12月11日(月)西伊豆の海岸線に位置し、三方を山、一方を富士山を駿河湾越しに眺められる海に囲まれた、風光明媚な地、沼津市戸田の沼津市保健センター戸田分館にて、沼津市老人クラブ連合会戸田支部主催で健康講座「健康寿命の秘訣!」~からだをつくる「たんぱく質とカルシウム」が開かれました。
この講座は、❝しずおか健康長寿財団のマッチングサイト❞を活用して、健康づくりサポーター企業の〖森永乳業株式会社〗さんのご協力により開催できました。身近な健康についてのお話と栄養士さんに相談できると、みなさん楽しみにしていた講座です。
「今までは、山を登って下る人生『山型人生』だった。今は、山を登って下って、また登る人生『富士山型人生』になってきています。平均寿命と、健康寿命には10歳位の差があります。元気で長生きするために、食事は大切。食事の中でも大事なのは【たんぱく質】と【カルシウム】です」と、講師のNPO食育インストラクター、森永乳業株式会社 栄養士の吉原ゆみさんからお話があり、講座が始まりました。
「静岡県の方は、塩分接種が多いいのを知っていますか?東部の方は多いですよ。塩分は控えめに」「肉・魚は手のひらが1食分。野菜は、両手一杯分。多いと思っても”チン”すればグーになるよ。ここは魚もおいしいし、みんな食べているから大丈夫自信もって」と、栄養士の吉原さん。
「高齢になるに伴い筋肉の量が減少していきます。『指輪っかテスト』で、からだの状態をチェックしてみましょう。両手の親指と人さし指で輪っかを作り、ふくらはぎの太いところを囲んでみて。囲めるかな」の問いかけに、「よいしょ」みなさんふくらはぎをはかり始めました。「隙間ができる方は筋肉量の減少及び筋力の低下の可能性があります。運動はもちろん、それと同時に【たんぱく質】を摂ることも重要です」とお話があり、元気で長生きするために、ちょっとした工夫で手軽に、筋肉、内蔵などをつくる栄養素【たんぱく質】と、骨や歯をつくる栄養素【カルシウム】の摂取方法を学びました。
1日に必要な
【たんぱく質】は、体重1㎏あたり1g。体重60㎏の方は60g。
【カルシウム】は、1日600mg。
トーストにチーズをのせたり、コーヒーに牛乳を入れたり、麺類の時には、豆腐を添え、プラス1品で【たんぱく質】アップ。
健康長寿の食べるポイントとして『さ・あ・に・ぎ・や・か(に)い・た・だ・く』これを参考に食べると、バランスよく【たんぱく質】と【カルシウム】が取れることを学びました。
『さ』は魚『あ』は油・・・。後は、ご自分で調べてね📚(投稿者からのお願い)
「コンビニやスーパーで購入でき、手軽に食べられる乳製品、調理不要で【たんぱく質】【カルシウム】が摂取できる、そのまま食べられる!市販製品(ヨーグルト・プリン・アイスクリーム・チーズ・どら焼きなどの豆製品など)をおやつ等として、取り入れるのも良いですね」と、栄養士の吉原ゆみさん。みなさん納得の表情でリアクションも大きく、「うん、うん」「そう、そう」と頷いていました。
みなさん口々に「食事は毎日するもの」「こう言う話が聞きたかった。良かった」と話し「年配の私たちにとって、わかりやすく、聞きやすいお話でした。ありがとう」と話してくれました。
栄養相談は、講座が終了したと同時に「栄養士さん」と呼ばれ、1人ずつ参加者のところでの相談となりました。「時間をかけていただき、相談できました。ありがとうございました」とお礼の言葉をおっしゃっていました。
沼津市健康づくり課保健師による骨密度測定等も行われました。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 佐々木成子(東部地域担当)