2023/11/06
ねんりんピック愛顔のえひめ 2023
高齢者がスポーツや文化交流を通じて、生きがいと健康づくりを目指す大会『ねんりんピック愛顔(えがお)のえひめ2023』が令和5年10月28日(土)~31日(火)まで、愛媛県内各地で開催されました。
10月28日(土)、選手の皆さんが愛媛に向け出発しました。新幹線の中では笑顔で談笑し、明日から戦う選手の皆さんとは思えないにこやかな表情でした。でも・・・内に秘めた闘志を感じました。
総合開会式に出席する選手の皆さんは一足先(27日)に出発。
10月29日(土)八幡浜市民スポーツセンターでカローリング交流大会が開催され、全国から32チームが出場しました。
試合は6イニング制。各チーム2試合実施し、合計点数にて順位を決めます。いつもの調子(感じ)で試合開始。好ショット続出の白熱した試合の予感⁈
揃いのユニフォームに黄色のキャップ(帽子)で試合開始。第1試合は開催地、愛媛県道後Bチームと対戦。作戦を練りながら渾身の投球。思い通りに中心に投球できると「よし!!」と、声が上がりました。
第2試合は、愛媛県えんとつ山チーム。ポイントゾーン中心に両チームのジェットローラー(円盤)が集まる。大量得点が取れない試合展開です。選手の皆さんから「事実上の優勝決定戦だね (^-^) 」との声も聞こえ、一投が勝負を分ける試合となりました。
第1試合開始。対戦チームは、愛媛県気持ちは若い30才。「まっすぐ行かない、曲がっちゃう~」「レーン(床)の滑りが・・・」思い通りに投球できない事態に悪戦苦闘。いつもの力が発揮できないまま試合終了。
第2試合は、愛媛県のばらチーム。チームで戦術を相談。斜めからの投球でポイントゾーン中心を狙う。ポイントゾーンに入ったジェットローラー(円盤)をはじき飛ばしたり、飛ばされたり、白熱した展開となり、中心に一番近いジェットローラー(円盤)をメジャーで図るほど、僅差の勝負の場面があり、「メジャーで図るなんて初めて」と選手の皆さんから声が上がりました。
対戦を終え、静岡県代表《静岡県富士山チーム》監督 川村和夫さんは「疲れました。いつも通りに出来ない部分もあったけど・・・ね。相手も強かった、2試合は勝ったけど、得点が取れなかった。3位までに入れなかった。だけど、楽しかった」と話し、静岡市代表《どうする駿府》監督 杉山淑子さんは「色々な人とお話ができて良かった。親睦も交流も目的の一つ。このような所に来られて良かった。楽しかった。頑張りました」と話し、さらに杉山さんは「開会式でのチーム(選手)紹介が試合よりドキドキし、緊張してしまいました」と笑いながら話してくれました。
会場では、八幡浜の郷土料理である「じゃこ天」や「ちゃんぽん」、新しいご当地グルメの「じゃこカツ」が用意され、高校生が接客している、おもてなしコーナーや健康づくり教室も開催されており、選手のみなさんや一般の方の交流の場となり、色々なお国言葉が飛び交い『笑顔がいっぱい、笑顔あふれる』ねんりんピック愛顔のえひめ大会でした。
<得点・順位>
・静岡県富士山チーム 7位 29.020308点
・どうする駿府チーム 28位 12.010600点
取 材:健康・生きがいづくり推進員 佐々木成子(東部地域担当)