2023/06/29
はつらつ生きがい講座「熱中症予防と対策:お食事のポイント!」
令和5年6月27日(火)「サンウェルぬまづ」に於いて、はつらつ生きがい講座、「熱中症予防と対策:お食事のポイント!」について、中北薬品株式会社(しずおか健康づくりサポーター)様のご協力を頂き開催されました。
会場入口受付では入場者に対し、東部地区・健康・生きがいづくり推進員による検温と手の消毒を済ませ入場可能となります。
本日の参加者62名です。
熱中症とは・・・汗をかき、体内の水分や塩分などの減少や血液の流れが滞るなどして、体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称です。
熱中症の危険信号として・・・めまいや吐き気 ・ズキンズキンする頭痛 ・汗をかかないが触るととても熱い・・などの症状例があります。
熱中症の発生場所で一番多いのは・・・住居のようです。
住居の工夫としては、・冷房を入れる ・日光を遮る ・向き合う窓を開けて風通しを良くする ・扇風機をつけるなどの工夫をして・・・室温「28°c」を目安にしましょう。
65歳以上の場合、体重に占める水分の割合は50~55%と云われています。
年齢を重ねると ⇒ ・暑さ喉の渇きを感じにくくなる ・食事量の減少 ・体内の水分量が減少する ・トイレが頻回にならないように水分摂取を控える・・・などの理由で脱水症・熱中症になりやすいと言われています。
・1日に飲料水から摂取する水分の目安は1.2Lです
・水分補給のタイミングは喉が渇いたと感じる前に飲みましょう
・このような食事していませんか!
さっぱりとして食べやすい、冷やし中華やそうめん、また暑い時に食べたくなる冷たいジュースやアイスクリームなど・・・胃腸が冷え働きも悪くなります。食欲不振や下痢の原因になります!注意しましょう。
・栄養バランスの整った食事とは!
主食・主菜…炭水化物、タンパク質、脂質、 副菜…ビタミン、ミネラル、食物繊維 + 牛乳・乳製品・果物などをバランス良く食べましょう。
ビタミンC ⇒ パプリカ ・ゴーヤ ・じゃがいも ・キウイ ・オレンジなど、睡眠不足や暑さのストレスで消費されやすくなります。
ビタミンB1 ⇒ 豚肉 ・うなぎの蒲焼 ・鯛 ・さば ・玄米など+ アリシンで吸収率アップします。
※アリシンとは…玉ねぎ ・にんにく・ねぎ ・ニラ等に含まれビタミンB1の吸収を高める働きがあります。
【まとめ】
★屋内:我慢せずに冷房を使用しましょう。
★屋外:日傘や帽子を活用しましょう。
★水分補給:喉が渇く前に、小まめに水分補給(1.2~ 1.5Ⅼ/日)しましょう。
★夏バテ予防にお勧めの栄養素:タンパク質 ・ビタミンC ・ビタミンB1を摂りましょう。
参加者全員椅子に座った状態で…あし元気!中北けんこう体操の始まりです。
あしで踏ん張ることができないと・・・体が安定しない・転びやすい・関節痛・骨格がゆがむ などの症状が発生します。あしの筋肉は膝や腰を守り、身体を安定させる役割をしています!いつまでも動ける身体づくりのために、しっかりと鍛えましょう。
① かかと上げ:「第2の心臓」ふくらはぎを動かそう! つま先を床につけたまま、かかとを上げ、ゆっくり下す(目安10~20回)。
② あし伸ばし:あしの1番大きい筋肉、前ももを鍛えよう!背筋を伸ばしてあしをまっすぐに伸ばし、ゆっくりと戻す(目安各あし10~20回)。
③ もも上げ:ももの付け根を鍛えてあしを踏み出しやすく!背筋を伸ばしてあしを真上に上げ、ゆっくり下す(目安各あし10~20回)。
④ 内もも挟み:内ももの引締めでO脚を防ごう!両足でボール、クッションなどを挟んだつもりで、両膝でボールをつぶし、ゆっくり戻す(目安10~20回)。
無理のない範囲で、おうちの中でも身体を動かしていきましょう!*今回は①・④を実施。
本日ご指導を頂きました中北薬品スタッフの方々、左側より相原さん、管理栄養士の小塚さん・加藤さんです。
熱中症予防と対策、夏バテ予防の食事、そして中北けんこう体操など、解り易く楽しい内容でした。
講義内容を思い出し、実践し、暑い夏を元気に乗り切って参りたいと思います。
ご講演有難う御座いました。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 安藤智章(東部地域担当)