2024/10/15

まちなかぶらり散歩in三島 溶岩と湧水の町を訪ねて

長い夏の終わりを感じた朝からの秋雨も出発時には止んで。いざ出発!

令和6年度「はつらつ生きがい講座」県東部地区三島編を令和6年10月9日(水)に開催しました。雨天にも関わらず参加者28名が参集、三島市ふるさとガイド協会様のご案内を受けて2.5kmの”まちなかぶらり”を楽しみました。

三島市立公園楽寿園は市民のみならず、溶岩と湧水のテーマパークとして多くの人々に親しまれています。園内にある小松宮様別邸「楽寿館」では職員の方から、建物の仕様や建具・調度品の意匠の説明を受け、皇族の生活に思いを馳せました。

楽寿園の杜を抜けて、清流の源兵衛川へ

富士山の地下水は、三島市や周辺市町の産業用水として地域の発展にも寄与しています。一時期は汚濁の川となってしまった源兵衛川を市民の力で取り戻し、市民の宝にした人々の努力もこの川の魅力の一つです。

三島と言えば「鰻」。有名な鰻屋店近くにある「時の鐘」を見て、三島大社通りを東へ。

駿豆五色橋の一つ、鎌倉古道にかかる赤橋

続いて、大社通りの北側に並走する鎌倉古道を歩きます。赤橋の下を流れる川には咲き残る三島バイカモが、澄んだ水の流れに揺れていました。

多くの文人に愛された三島市は多彩な文芸作品にも描かれています。白滝公園と三島大社を結ぶ沿道に12号の文学碑があります。一つひとつの碑をゆっくりと読み進みました。文学碑の反対側には白滝公園の湧水が注ぐ桜川、水の都三島を実感しながら文学散歩を満喫しました。
 
「こんな日は外を歩くことないから雨模様の三島も素敵」と地元の方、家族の介護をされている方は「水曜日は唯一の休息の日」と参加してくださいました。ここに集った知らない人との何気ない会話も、エネルギーチャージになった街歩きでした。

取  材:健康・生きがいづくり推進員  浅賀勢津子(東部地域担当)

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