2024/12/27
モルック交流大会
第35回静岡県すこやか長寿祭スポーツ・文化交流大会の「モルック競技」が、しずおか健康長寿財団が主催し、静岡県レクリエーション協会の主管で、2024年(令和6年)12月22日(日)の午後から静岡県草薙総合運動場室内運動場で開催されました。
今大会には、東は御殿場市、西は浜松市から、83人/27チームが参加。男性の最高齢者は81歳、女性の最高齢者は86歳で和気あいあい楽しくできました。
モルックとは、フィンランドのカレリア地方で伝統的なキイッカというゲームを元に地元の民間会社によって1996年に開発されたスポーツで、フィンランドではサウナとビールを楽しみながら、老若男女がプレイされているスポーツだそうです。
投げる棒を「モルック」と言い、ボウリングのピンに相当するのが「スキットル」と言います。モルックを投げてスキットルを倒す。簡単なルールですが思うようには行きません。たくさん倒せば良いといものでもなく、技術と頭が必要です。一本だけ倒すとそのスキットルに書かれた数字が得点になり、複数本倒すと倒れたスキットルの本数が得点になり、50点に達したときに終了するのですが、50点を超えてしまうと25点に戻ってゲームを続けます。今日の試合は50点にならなくても、15分に達したときに試合終了とし、その時点の点数で勝敗が決まります。
難しいことはさておき楽しけりゃぁいいじゃん! フーバとおんなじ楽しくやらまいか! 楽しくなければ「モルック」じゃない。楽しくなければ「フーバ」じゃない。楽しくなければ「スポーツ」じゃない。
モルックを投げる位置を示すのが「モルッカーリ」ですが、うっかり踏み越えるとファウルとなり、せっかく倒したスキットルはゼロ点になります。
そんなにハードじゃないし、知らない人とも会話ができるし、高齢者の適度な運動になるね!
健康は栄養と運動と休養のバランスです。適度な運動が食欲を誘い快眠に導き快便につながります。自分に合った運動をみつけて習慣づけましょう!
関連リンク: 日本モルック協会ホームページ
取 材:健康・生きがいづくり推進員 浅井孝悦(西部地域担当)