2024/12/16
新しい遊び見つけた《eスポーツ》
南伊豆町地域包括支援センターは、令和6年12月3日(火)高齢者向け「eスポーツ」講座を南伊豆町健康福祉センターで開きました。
町内のシニアの皆さん18名が参加し、様々な「eスポーツ」を体験しました。
この講座は、しずおか健康長寿財団が高齢者の生きがいづくり、健康づくり、仲間づくりを応援する事業の一つとして進めています。
静岡県eスポーツ連合の山崎智也さん、畑雅樹さんが講師を務め、県内で行われているシニア向けの「eスポーツ」の事例などを紹介し、「コミュニティや地域のつながり、多世代交流にもつながる、目的は色々、楽しむ事が大事。認知機能の低下防止にもなる」など、ゲームには様々な可能性がある事を話しました。
講話の後、皆さんでリズムゲームの『太鼓の達人』とスイッチスポーツ『バドミントン』に挑戦。『太鼓の達人』では、音楽に合わせて流れる音符を叩き、得点を競って楽しみ、『バドミントン』では、講師の方が「夢中になると、ドンドン前に出てきて(映し出された画面に)ぶつかっちゃうから気を付けてね」と言ったのもつかの間、スマッシュを決めたり、レシーブを頑張ったりと体が前へ前へ。「だいぶ前に行っているよ~」と講師の方の声に「(画面の中のプレイヤー)ころんじゃった」「10分やったら汗だくになるよ~」と「も~ダメ~。息がハァハァ」と、皆さんの笑いを誘い。全員で楽しんでいました。
『太鼓の達人』では、プレーしている人だけでなく見ている人も太鼓を叩く動作をして、ゲームをクリアすると「拍手」、クリアできないと「あ~」とため息が漏れ、皆で「eスポーツ」を体験していました。
「楽しかったぁ~」「頭使って、身体使って夢中になる。脳トレにもなるよ」とか「集中して出来た!ゲームじゃないよ、本当に(バドミントン)やっているみたい」「明日、あっちもこっちも痛くなりそう」とか「初めてeスポーツやった。やったことないから、刺激になった!脳の活性化!楽しい‼」「新しい遊び見つけたよ‼」と、皆さん笑顔で話してくれました。
南伊豆町地域包括支援センターの職員の皆さんから「サロンに参加していない方もたくさん来てくれた。eスポーツの力、すごいです」「皆さん楽しく体験できて『達成感あり』の表情、このまま続けたい。グループができればいいけどね」との声が聞かれました。
皆さん、達成感ありの表情。『楽しい!楽しかった‼』の声のテンコ盛りの「eスポーツ講座」でした。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 佐々木成子(東部地域担当)