韮山福祉保健センター入口

　
令和6年1月9日(火)10:00～11:45の間、伊豆の国市 四日町302-1、韮山福祉保健センター内、通いの場「いずのんカフェ」に於いて、民間活力による通いの場支援事業が開催されました。

・通いの場とは！
厚生労働省が進めている活動で、地域に住む高齢者が定期的に集まり、さまざまなアクティビティを通じて仲間と楽しんだり、リフレッシュしたり、日々の生活に活気を取り入れて頂くための取組みです。

・民間活力による通いの場支援事業とは！
健康寿命の更なる延伸のため、民間企業との連携や効果的な専門職の活用により、通いの場のおける介護予防活動の活性化を支援します。

本日の予定
・第1部　10:00～10:40　体力測定と日常生活チエック
　　　　　担当：しずおか健康長寿財団、稲益さん　五島さん
・第2部　10:40～11:45　ニュ―スポーツ カローリング体験
　担当：静岡県カローリング協会、渡邊英機さん　渡邊育子さん

※尚、今回の開催は第2回目となります。第1回目は令和5年11月7日（火）当地にて実施されました。

準備運動

　しずおか健康長寿財団　稲益大悟さん（健康運動指導士）指導による準備運動が始まりました。
椅子に座った状態で、ももの裏側・脚部・上半身などのストレッチを参加者全員で行い身体が暖まって来ました。

体力測定

　そして体力測定の始まりです。
① 開眼片足立ち：両手を横におろし、片足を床から離してバランスを取り、上げている足は支持脚から軽く離します。支持脚の位置が移動、また上げている足が床に触れたら終了です。
② 30秒椅子からの立ち上がり：椅子の中央より前側に座り、背筋を伸ばします。足を肩幅に開き、両腕を胸の前で交差して組みます。この状態で30秒間に何回立ち上がれるかを記録します。
③ 椅座体前屈：椅子に浅く座り、片方の足を伸ばします。伸ばした足の指先が上に向いた状態で、手の指がどこまで届くかを確認します。

体力測定終了後、稲益先生より・・・「今日の参加者の皆さん、バランス能力・筋力・柔軟性ともに素晴らしい成績です。」と、お褒めのお言葉を頂き、参加者の皆さんニッコリと笑顔でした。

カローリング体験 開始

　静岡県カローリング協会 事務局長の渡邊英機さんより、競技説明、注意事項などのお話を頂きました。

・カローリングとは・・・カナダや北欧の国々で親しまれています氷上のスポーツ「カーリング」からヒントを得て平成5年6月に日本で誕生したインドアスポーツです。子供から高齢者まで年齢、性別、体力に関係なく気軽に楽しめ、最近人気のニュースポーツです。

＜メジャー競技ルール＞
・1チーム3名で6色のジェットローラー6個を使用し、ジェットローラーの自重は2Kgでポイントゾーンの中心までの距離は11mです。
・競技方法は1試合6イニング制で所要時間は約40分。
・1チーム3名で、ファーストプレイヤー、副主将、主将で構成。
・投球順序は、ファーストプレイヤーが橙と青を投球し、副主将が緑と黄を投球し、主将が黒と赤を投球します。1人2個のジェットローラーを投球順序に従い、ポイントゾーンに向けて相手チームと交互に投球し、両チームのジェットローラー12個を全て投球し１イニングを終了します。

競技開始

　2コート4チームに分かれ試合形式での体験会が始まりました。

静岡県カローリング協会、指導員の渡邊英機さん、渡邊育子さんが各コートに入り、ゲームを進める中で、カローリングの戦術・投球の狙い場所などのアドバイスをして頂きながら、ゲームを進行中です。

得点の数え方

　1イニングが終了すると得点を計算します。本来は副主将の役割ですが、今回は学習のため両チーム全員がポイントゾーンには入り指導を受けています。

　＜得点計算に関するルール＞
・各イニング終了後の得点計算は両チームの副主将が確認しスコアーカードに記入する。
・両チームの副主将は、ポイントゾーンのどちらのジェットローラーが中心に近いかを真上から見て判断する。判断が付かないときは審判員がメジャーで計測して判断する。計測した値が同じ場合は、先攻チームの勝ちとなる。
・主将はイニング終了時に、副主将が記載したスコアーカードの内容を確認する。また競技終了後は合計得点を確認して、相手チーム主将のサインを頂きます。

　今回の参加者総勢16名
（一般参加者9名・韮山地域包括支援センター2名・しずおか健康長寿財団2名・静岡県カローリング協会3名）
参加された皆様の笑顔が大変印象的で有意義な1日でした。
健康づくり・生きがいづくり・仲間づくりの大切さを再認識しました。

取  材：健康・生きがいづくり推進員  安藤　智章（東部地域担当）