2021/07/13
第1回 御殿場富士山カップ カローリング大会
令和3年7月12日(月)「第1回御殿場 富士山カップ カローリング大会」が、御殿場市民交流センター・交流ホールに於いて開催されました。当大会は御殿場市・小山町カローリングクラブ(岡田行一静岡県カローリング協会会長、指導)が会員の技術向上と仲間づくりを目的に、近隣市町である裾野市、長泉町から各1チームを招待し、幅広い仲間づくりを目指し開催されました。
県東部地区は、岡田会長の熱心な普及活動が実り、富士市・沼津市・長泉町・裾野市・御殿場市の各クラブは年々カローリング人口が増え、みなさん元気に健康づくり・仲間づくり・生きがいづくりにと活動の輪を広げています。
比較的経験の浅い選手が多い中、ジェットローラーの特性を掴むため 左に曲がるのか右に曲がるのかチームメイトと念入りに確認し合い本番に備えています。
御殿場市、裾野市、長泉町の選手間交流は毎月活発に行われており、月1回行われる各会場の練習会に地区間隔たりなく選手間交流ができる仕組みになっており、健康づくり・仲間づくり・生きがいづくりに最適なスポーツとして高齢愛好者が年々増えています。
スローラインから11m先にポイントゾーン(赤枠内3点、黄枠内2点、青枠内1点)が設置されています。各チームの投球者は高得点獲得を目指しポイントゾーンをめがけジェットローラーを投球します。投球時に選手を一番悩ますのがジェットローラーの特性です。右に曲がりやすいものや、左に曲がりやすい特性を持ったジェットローラーの癖を読み取り修正を掛けて投げるのがコツであり、指示する人も投球者と共にローラーの特性を掴む必要があります。
投球姿勢は片膝をフロアーについて投球するのが基本となっています。写真手前の選手は、11m先ポイントゾーンで投球指示を行っている自チーム選手兼指示者の指示に従いポイントゾーンにジェットローラーを投球します。
ジェットローラーを押し出す力加減や、ローラーの曲がり具合を読み取る技術が非常に難しい競技ですが、その難しさが競技の魅力となっています。
第1回御殿場 富士山カップ カローリング大会優勝の御殿場Cチーム(木山さん、横山さん)おめでとうございます。
試合は特別ルールを設定し、1チーム2名(従来3名)で前半戦・後半戦の2試合(1試合5イニング方式)を戦います。写真御殿場Cチームの優勝得点は21.060600でした。
第1回御殿場富士山カップ カローリング大会 準優勝 御殿場Aチーム(横山さん、勝又さん)おめでとうございます。
二人とも毎月熱心に練習会に出席され、特に勝又さんは裾野市と長泉町の月例練習会には欠かすことなく出席され競技技能の研鑽は勿論のこと近隣市町との仲間づくりの橋渡しになっています。
近隣市町との垣根なしの交流の場として、みんなで楽しく行えるカローリング競技は、体力の弱い方、膝・腰の弱い方、車椅子の方が伸び伸びと競技が出来るコミュニケーション スポーツです。高齢社会100歳時代を迎え体力が多少弱ってきても、健康づくり・仲間づくり・生きがいづくりに最適な「カローリング スポーツ」に皆さんも是非取り組んでみてください。
取 材:生きがい特派員 渡邊 英機(東部地域担当)