2022/09/21
第33回静岡県すこやか長寿祭スポーツ「カローリング競技大会」開催
第33回静岡県すこやか長寿祭スポーツ・文化交流大会、「カローリング競技」大会が、主催:静岡県公益財団法人しずおか健康長寿財団、主管:静岡県カローリング協会連盟にて、令和4年9月17日(土)静岡中央体育館アリーナにて開催されました。
尚、本大会は「ねんりんピック愛顔のえひめ 2023」の代表選考会を兼ねて行なわれます。
大会当日、受付にて選手本人が検温を済ませると共に、事前配布の「健康観察表」を提出し異状がなければ、入場可能となります。
<カローリング競技とは>
カナダや北欧の国々で親しまれている氷上のスポーツ「カーリング」からヒントを得て、氷上ではなく室内でカーリングが出来るように、1993年 日本で考案、開発されたニュースポーツです。
老若男女 誰でも、スポーツセンター、体育館、公民館、オフィスなどのフロア(床面)を利用して楽しめる最近人気のスポーツです。
コロナ禍の中、ソーシャルディスタンスを取っての開会式が始まりました。
静岡県カローリング協会、勝俣 昇 会長より「静岡県のカローリング人口は着実に増えています。これはカローリング競技が年齢や性別、また障害の有無に関係なく手軽に楽しめるスポーツであり、そしてチームプレイであることからコミュ二ケーションも図られ見知らぬ人同士がすぐに仲良くなれる等、魅力に溢れた競技だからです。」等の挨拶を頂きました。
次に、渡邊 英機 事務局長より競技上の注意点の説明、そして西原 明美 県会議員と勝俣 昇会長による始球式が行われたあと競技開始です。
今日の競技参加者、34チーム 106名の参加で熱戦がスタートしました。
<参加地区別内訳>
・藤枝市:3チーム 9名 ・焼津市:4チーム 12名
・静岡市:5チーム 16名 ・富士市:4チーム 12名
・沼津戸田:3チーム11名 ・沼津市:4チーム 12名
・長泉町:2チーム 6名 ・裾野市:7チーム 22名
・御殿場:1チーム 3名 ・特別参加:1チーム 3名
日本カローリング協会制度の競技規則を準用し、競技方法は「メジャー競技」が適用され、1チーム3名による団体戦です。試合は、40分5イニング制とし、各チーム2試合を行い合計得点で順位を争います。
フアーストプレイヤーがオレンジと青、副主将が緑と黄色、主将が黒と赤色を投球、1人2個のジェットローラーを投球順に従って相手チームと1個ずつ交互に投球し、両チームのジェットローラー12個を全部投球し1イニングを終了し、得点を記入します。
ポイントゾーンに移動した選手は、味方チームの投球目標を指示棒で指示し伝えます。
9コート全て、大変盛り上がって参りました。
各参加チーム2試合が、楽しく・和やかな雰囲気の中、無事終了し2試合の合計得点結果と順位表が掲示されました。
優勝チーム:藤枝、チーム名「ザ・稲川」の吉田茂さん・吉田則子さん・中光正行さんです。素晴らしい、プレーとチームワークでした。おめでとう御座います。
<上位5チームの結果>
1位:藤枝「ザ・稲川」 得点 42点
2位:藤枝「マイ・フレンド」 得点 35点
3位:裾野「やぐるま草」 得点 32点
4位:富士:「たんぽぽ」 得点 29点
5位:沼津:「あざみ・どち」 得点 28点
「はつらつ敢闘賞」を受賞された・江藤 まゆみさん(89) ・大村 昭治さん(92)です。
<江藤まゆみ さん:沼津、はこべ・どちチーム>
江藤 まゆみ さんは、今年(令和4年)4月に「サンウェル沼津」で開催されましたニュ-スポーツ教室「カローリング」に参加したのをきっかけで当競技を始められたそうです。カローリング競技と、カローリング仲間が大好きな江藤さんでした。
また江藤さんは20数年前から筋トレ教室に通われていて、運動大好きなスポーツウーマンでした。
<大村昭治 さん:静岡、ふじえだ・空チーム >
大村 昭治さんは、10年ほど前にシャフルボードを行っているとき、岡田 行一 前会長が会場に来られて、ニュースポーツ・カローリング競技を紹介、勧められ、その時からカローリングを楽しむようになったそうです。
現在では月2回の練習を行い、多くの仲間と共に運動とそしてコミュニケーションを楽しまれているそうです。また週2回デイサービスに通い、機械体操で体を鍛えておられるそうです。
江藤さん・大村さん、これからも、末永く、いつまでも「カローリング競技」を楽しんで下さい。
取 材:健康・生きがいづくり推進員 安藤智章(東部地域担当)