愛好会メンバーと　（前列中央が乗松さん）

最近マスコミで低山登山の事を取り上げられる事があります。低山と言っても気軽に行ける山ばかりではありません。そんな登山を愛好しているグループの中で皆の活動目標にされている昭和一桁生まれで現役として活動されてる方（乗松さん）を訪ねてお話を伺いました。

季節の花畑の遠方には富士山が

まず、登山を始めたきっかけを伺いました。
乗松さん曰く、高校時代の遠足で山に登った時、木々の芽吹き、香り、山頂からの山並みの景色に感動した事です。その青春時代の感動が忘れられなく、今でも登山を続けてられる事には頭が下がります。
高校卒業後は、就職先で気の合った女性4人で各地の山に登る様になり、当時は女性の登山姿は珍しく山小屋でも男性から注目され、中には陶芸をされている男性から帰郷後各自の名前入りの湯呑をプレゼントされた事もあったそうです。また移動は公共交通機関だけで、想像以上に苦労されたようです。
結婚・子育ても終わり、磐田市、袋井市の山岳会に所属されていましたが、現在は愛好会で活動されています。
免許証を返納し少し不自由になったとの事ですが、息子さんの奥さんが集合場所まで送って頂ける事で今も登山活動は継続されています。

急登を登山中の乗松さん

愛好会のメンバーに乗松さんを目標にしている理由を伺いました。
・好奇心＝自然の草花との出会いと感動　1年前からスマホ利用を開始
・精神力＝きつい山でも登頂する根性
・回復力＝骨折、ケガ（山以外）等の回復が早い
こんな点を総合して皆から目標にされていました。
また、乗松さんにここまで続けられる理由をお聞きすると「自分は天真爛漫で家族に恵まれている点です」と即座に言葉が出てきました。
乗松さんのような充実した生活をおくる事が、誰もが目標にする事と改めて思いました。
タイトルではありませんが、継続は力なり！今からでもおそくない！　
参考になりましたでしょうか？
最後に皆様方の益々のご活躍とご健康をお祈りいたします。

取  材：健康・生きがいづくり推進員  山本純一（西部地域担当）