8/7総合健康センター 県民の日ニュースポーツ大会開催! ~生きがい特派員山本さんの報告
8月7日(土)に「県民の日わくわく体験フェア」が、三島市にある静岡県総合健康センターで開催されました。
この「わくわく体験フェア」は、財団法人しずおか健康長寿財団が運営する「静岡県総合健康センター」が、ニュースポーツや大腰筋トレーニングマシンを体験することで、こどもから高齢者まで、楽しく気軽に健康づくりができるよう、毎年開催しているものです。
今年は、ニュースポーツの「ユニカール」と「シャフルボード」の2種目が用意され、こどもから高齢者までさまざまな年齢層の方、25人が参加して競技を楽しみました。
私も、誘われるままに参加してきました。
最初は、「ユニカール」の体験です。
「ユニカール」は、冬季オリンピックで人気急上昇となった「カーリング」をシーズンオフに陸上で楽しめるよう考案されたものです。
競技の方法は、体育館などの床に敷かれた特殊なカーペットの上で、10メートル先に設けられた円形の目標地点にむかってストーンを滑らせるように投げ、「どちらのストーンが中心点に近いか」で勝敗を競います。
「静岡県ユニカール協会」の方の指導で、ストーンの持ち方、滑らせ方などを体験した後、実践競技を実施しました。
最初は、力加減がわからずストーンがうまく滑らず転がったり、コート外に出てしまうなどしましたが、少しすると慣れてきて、相手のストーンをはじいたり、自分のストーンに当てて中心点に近づけるなど、面白さが増してきました。
投げ方の要領は、ボーリングに似ています。
慣れたところで、いよいよ実践競技です。
本来は、3人でチームを編成し、1チーム3つのストーンを対戦チームが交互に投げて、全員が投げ終わったストーンの位置で得点を計算します。
得点計算は、中心点に近いチームのストーンが、相手チームの一番内側のストーンより、いくつ内側にあるかを数えます(1つが1点)。
得点表示は、0-0、1-0、2-0、3-0の4つしかありません。負けたチームの得点は常に0点です。
これを6回行ってその合計点で勝敗を決めます。
今回は、1人、夫婦2人、家族3人などさまざまなチーム構成がありました。
4チームで1グループを組み、4グループに分かれて、それぞれ総当たり戦を行いました。
練習の成果を遺憾なく発揮して「やったー」の歓声、自分の思い描いたところに滑っていかないストーンに「あれー」の嘆きの声など、笑いや歓声に満ちた和やかな競技風景でした。
各グループの上位2チームによる決勝トーナメントも行われ、競技にもかなり慣れたことから、手に汗を握る接戦もあり、好プレーには大きな拍手が送られていました。
「これやってみると結構面白い」が、ほぼ共通した参加者の感想でした。
さて、「ユニカール」の次は「シャフルボード」の体験です。
「シャフルボード」は、直径15センチくらいの円盤(ディスク)を、細長い棒(キュー)で、10メール先にある得点エリア(10点、8点、7点、マイナス10点)に向けて押し出して(シュート)やるものです。
あまり力を必要としないので、年齢や性別による力量差が少ないのが特徴といえます。
4枚ずつのディスクを交互にシュートして、最後に得点エリアに残ったディスクの合計点が得点になります。
形は違いますが、相手のディスクを得点エリアの外にはじき出したり、自分のディスクを得点エリアに入れたりするところは、「ユニカール」と共通しており、参加者はすぐに慣れた様子でした。
慣れたところで、ユニカールと同じ組み合わせでグループを組み、それぞれ総当たり戦を行いました。
高得点を挙げたチームには、「すごいなー」とか「うまいなー」などの声があがり、また、最後のシュートで、相手のディスクを得点エリアから出してしまうば かりか、マイナス点エリアに運んで逆転勝利を呼び込んだチームには、「すばらしいー」という賞賛の声と大きな拍手が送られていました。
この「一発逆転」を決めたチームは、「この快感はやめられない」といって、最後まで追い求める徹底振りでした。
「これも結構面白いよ」といった声が多く聞かれました。
競技終了後に閉会式が行われ、参加者全員に「参加賞」、両競技のトーナメント戦上位者に「賞状と景品」が授与されました。
受賞者本当に楽しい体験をさせていただきました。ありがとうございました。
この面白さが、多くの人に伝えられるような企画があると良いですね。
皆さんもやってみませんか。