平成24年8月4日(土)PM、森町社会福祉協議会が夏休みに企画した「中高生ボランティア体験入門講座」の中で、高齢者疑似体験と高齢者との接し方、コミュニケーション関連の福祉用具についての介護講座を依頼され実施してきました。22人の中高生が参加されました。
体験前に、あなたはお年寄りに対してどのように感じていますか?の質問に対して、「やさしい」や「物知り」などのポジティブな回答は38件、「大変そう」「がんこ」「苦手」などは52件とネガティブな回答が多く見られました。
ペアで装着など、お互いに手伝うのは大変なのですが、話しあいながら丁寧に進めていました。体験後はお年寄りに対するイメージが変わったという方が多く、様々な感想をいただきました。その一部を紹介します。
≪高齢者疑似体験後の感想≫
・おじいさんやおばあさんは、毎日大変なんだなと思いました。友達が疑似体験してる時に、近くにいたおばあさんが足が痛かった時があったと教えてくれました。私が体験してるときにはおじいさんが話しかけてくれました。
・普段出来て当たり前のことが、当たり前じゃなくてすごい大変だった。この先、体がどんどん不自由になっていくので、今から体力をつけていきたいです。
・高齢者の方は、体が不自由になり大変そうだと思った。だから、自分から手伝いをしていきたいと思った。
・今まで高齢者に対してあまりいいイメージはありませんでした。でもこの体験を通して普段から私たちよりずっと大変な生活をしているということが分かり、助けてあげたいと思うようになりました。高齢者の中には、年寄り扱いされるのがいやな人もいると思いますが、今までできたことができなくなるのは、少し悲しいのかなと思いました。
受講の様子 |
介護実習・普及課
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